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2007年06月08日

記憶とお金の関連性

一口に記憶と言っても、記憶には三種類あります。
一つ目は「頭の記憶」、大脳にインプットされた記憶です。
知識、情報、観念、哲学、考え方などは全部「頭の記憶」です。

二つ目は「細胞の記憶、遺伝子の記憶」です。
遺伝子は記憶そのものとも言えます。

我々が生まれる時には既に、
先祖の記憶と前世の記憶の両方を持っていると言われています。

祖父母に顔や性格や持病まで似ているのは、
先祖から遺伝を代々引き継いでいる証拠です。

言うならば父母からバトンを受け継いで走っていく“駅伝スタイル”です。
みんなが横一線でスタートするフルマラソンではありません。

そしてさらには、家庭環境や学校教育、
付き合うまわりの人たちによってさまざまな価値観が構築されます。

今までの人生で体験してきたこと、
辛かったこと、嬉しかったこと、
感謝したこと、騙されたこと…。

それらが全て細胞の記憶となり、
自分が物事を判断する時のバックグラウンドになっているのです。

料理がパッと出て来た時に、
「美味しそう…」とどうしてわかるかというと、
それは過去に似たようなものを食べた記憶が残っているからです。

過去の記憶が瞬間に甦ってくるのです。お金への価値観や、考え方も、
実はすべて、この過去の記憶が影響しています。
そして、現在のお金の状況とも密接な関わりがあるのです。

たとえば営業マンが、客を見た第一印象で、
「これはいける!」とか「これはダメだ!」と瞬間的に思うのは、
過去の記憶があるからです。

初めて会う客なのだから、今まで会ったどの客とも違うはずなのに、
細胞に染みついたデータが瞬間に甦って、
「いける」とか「ダメだ」と勝手に判断をしてしまうのです。

「ダメだ」と思ったら、そこで諦めてしまいます。
女性が子どもの頃に父親から暴力を受けたりすると、
一生男性恐怖症になってしまったりします。

男性を恐れ、心の底から信じられなくなり、
結婚してもすぐに離婚してしまう人が多いのです。

目の前にいる男性は優しい人だと頭ではわかっていても、
細胞にインプットされている恐怖の記憶が、
いざという時に甦ってくるからです。

このように細胞の記憶が人生に多大な影響を与えているのです。
人生を決定付けていると言っても過言ではありません。
この細胞の記憶のことを私は「遺伝子の記憶」と言っています。

心理学で言うトラウマも細胞の記憶の一部です。
この遺伝子の記憶を変えなければ、ほとんど人間は変わらないのです。

ポイント
頭の記憶と遺伝子の記憶を理解する