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あなたに内在する誠意(まごころ)の力

さて、前回の続きです。

過去の記憶を変えるには、過去の記憶、
遺伝子の記憶よりももっと深層に内在する、私たちの本当の心、
誠意(まごころ)を出す以外にはないのです。

この誠意(まごころ)のことを、私は真我(しんが)と言っています。
真我とは真(まこと)の我(われ)。
つまり、本当のあなたのことです。

何か特定の教えではありません。
どんな人の心の奥にもある、共通したひとつの心のことで、
これこそ、あなたの究極の本音であり、本当の姿なのです。
 
とくに、言葉で固定するつもりもありません。
愛そのものの心といってもいいし、宇宙の心と言ってもいいし、
内なる神さまの心でも内なる仏さまの心でもいいのです。

この真我こそが三つ目の記憶なのです。

真我とは、たとえて言うなら、光の性質をもった心です。
太陽の光のように、常に自分から光り輝き、
周囲を明るく暖かく照らし続けています。

その光そのものの真我の記憶を思い出すことにより、
ちょうど暗闇に光を当てると暗闇がパッと消えてなくなるように、
過去の記憶、遺伝子の記憶の暗闇は一瞬にして光に変わるのです。

真我の記憶を思い出した時、そこから湧き出てくる心というのは、
頭の記憶や遺伝子の記憶とは全く異なるものなのです。

その記憶から湧き上がる思いこそが、誠意(まごころ)であり、
また、インスピレーションなのです。

より具体的に言えば、真我の記憶とはこういうことです。

たとえば、私たちの肉体のうち、
自分の意思で動かせるのはどの部分でしょうか。
手や足、目や口はある程度は動かせます。

しかし、心臓を動かしているのは誰でしょうか…?
肺を動かしているのは…?
食べ物を自分の口にまで入れるのは自分の意思ですが、
喉を通ってしまったら後の消化吸収は誰がしているのでしょうか?

男性と女性が出会って結婚するのは自分たちの意思ですが、
妊娠して胎児が育ち、
赤ちゃんが産まれる頃には母乳が出るようにしているのは誰でしょうか?

そのように考えると、
自分の意思で動かしているのはほんのわずかしかないのです。

さらにもっと深く考えると、
たとえばあなたがこの本を買って読んでいることすらも、
本当は自分の意思と言えないかもしれません。

なぜこのような本に興味を持ったのか。
興味を持つに至るには、何らかの背景があるはずです。

ではその背景は何だったでしょうか…?
そのように深く追求していくと、
恐らくほとんどのことは自分一人の意思ではないと気づくはずです。

自分の意思だと思っていることさえも、
自分の意思ではない可能性が出てくるのです。


ポイント
あなたの中に、光の性質をもった本当の心、真我が内在している


さて、次回からはテーマが変わりより本格的になっていきます。
お楽しみに!


佐藤康行


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