プラス思考という目隠し
お金に対して、プラスの考えを持つことは必要です。
しかし、プラス思考をしようとする、ということは、
逆にお金を遠ざけてしまう結果を出しかねないのです。
今までは、プラス思考をすることが、成功の条件と思われてきました。
しかし、本当の自分の心にはプラス思考という考え方がありません。
実は、プラス思考は、自分の心に嘘をついているのと同じなのです。
より深い心に目隠しをしているようなものなのです。
私たちの心がマイナスだと、
起きる出来事全てをマイナスに受け止めてしまいます。
私たちの心がプラスだと、何が起きても全てがプラスに見えてきます。
私たちの心の状態によって、全く受け止め方が違ってきます。
しかし、本当の自分の誠意(まごころ)、愛が出てきたら、
愛はプラスそのものですから、心をプラスにしようと意識したり、
プラスに捉えようなどと思わなくても、
プラスにしか受け止められなくなるのです。
どんな人もでも味方にすることができるのです。
叱ってくれる人は自分の力をつけてくれるありがたい人になります。
優しい人は自信をつけてくれる人になります。
自分の受け止め方によって悪にもなるし、善にもなるのです。
出来事や人そのものには、良いも悪いもないのです。
良い出来事、悪い出来事はないのです。
例えそれがどんな悲しい出来事であったとしても、
良いこと悪いことはないのです。
自分自身の受け止め方によって、
善にもなるし悪にもなるというだけなのです。
それにもかかわらず、私たちは、人に注意をされたらすぐに腹を立てるし、
少し嫌なことを言われたら気が滅入ってしまいます。
しかしそれは、自分がその人に非難されているとか、
嫌な思いをさせられていると勝手に受け止めているだけであって、
もっと深く考えると、本当は彼らに感謝しなければいけないはずなのです。
では、どうしたら私たちが全てをプラスとして受け止められるのでしょうか。
それは自分自身が愛そのものになること以外にはないのです。
本当の自分の心、真我の愛そのものになれば、
その瞬間から、全ての出来事をプラスに受け止められるようになるのです。
森羅万象全てのものを自分の味方にできるのです。
これがまさしく誠意(まごころ)の力なのです。
真我の愛になった時、全ての出来事や全ての人は、
みな愛すべきものに変わるのです。
「プラスとして捉えられるようになった」というのは、
まだプラス思考の捉え方です。
プラスとして捉えられれば良いと思うかもしれませんが、
そうではないのです。プラスしかないのです。
プラスそのものなのです。真実に目を向けるとプラスしかないのです。
「プラスに捉えられる」のと、「プラスだ」と言うのは、
似て非なるものなのです。これは天と地ほどの差があります。
このことは何度でも念を押して言いたいところなのです。
叱られた時「あっ、これもプラスに捉えよう!」とスイッチを変えるのは
プラス思考です。
しかし、真我の心でいくと、叱っている相手の心の奥が見え、
叱られている瞬間から愛として受け止めることができるのです。
それはプラスに思おうとすることではないのです。
叱られていること自体がプラスにしか思えないのです。
仁王様と仏様は実は同じ顔なのです。
人によって、仏にもなり、仁王にもなるのです。
でもその奥は同じ仏なのです。
人によって、柔和な顔をするか、
怖い顔をするかを使い分けているのであって、
慈悲の心としては同じなのです。
仮に相手が、本当に悪意を持ってこちらの足を引っ張ろうとした場合でも、
その人の心のさらに奥にある愛を見ると、
自分を鍛えてくれている人だと感謝することができるのです。
当然、お金に対しても、プラスもマイナスもありません。
頭で捉えるクセをなくしていき、その本質が見えるようになれば、
お金に好かれるのはどう判断すれば良いかの本質は自然に見えてきます。
ポイント
そう思おうとプラスでフタをすると、本質は見えない
佐藤康行
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