今まで本や人から聞いた話で知っていた「愛」「喜び」「感謝」をイミテーションだとするなら、本当の自分はあなたの内にある本物のダイヤモンドです。
だからこそ、あなたが本当の自分に出会った瞬間、想像を絶する体感があります。
私が見てきた数万人の人々は、自分の内にすでにあったダイヤモンドである本当の自分を体感すると、芳花の涙を流し、感涙にむせび泣くことでその感動を表現する方が大多数です。
ただし、本当の自分に固定的な表現形はないので、「こういうことを言ったら」「こういうことをやったら」本当の自分だということではありません。
では、いったい何をもって「本当の自分の目覚め」というのでしょうか。
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何をもって本当の自分の目覚めか
それは、日常の生々しい現実生活の変化です。
今、あなたの目の前にある現実は、すべてあなたの心の反映です。あなたが本当の自分を体感し、その湧き出るすばらしい喜びそのものの心に変わったら、原因と結果の法則により、必然的に目の前の現実も変わってくるのです。
今、どんなに無気力に悩まされていても、心の底からやる気が湧き上がってきます。
今、どれほど大きな問題を抱え壁にぶつかっていても、自動的に解決していく世界があります。
精神世界に深入りすると、俗世の現実生活を捨て山にこもって修行しようとしたり、また反対に、傍から見ると明らかに疑わしい現世利益的な教えに足をとられたりしがちです。
しかし、本物の悟りとは、一瞬にして「本当の自分」に目覚め、あなたの心が変わった結果として、目の前の現実が変化していく世界です。
「あなたの人生を導くナビゲーターとは、何かの教えでも教訓でもなく、あなた自身の内にすでにある最高のダイヤモンドである「本当の自分」なのです。
小型は山で悟り、大聖は街で悟る
「悟り」というと、山で座禅をしたり、瞑想したり、また心の世界の知識を身に付けたりといったことを想像するかもしれません。
しかし、そうやって心を追求するさまざまな場所へ出向き、心に関する膨大な書物を読んだ結果、むしろ、世間から浮い」た存在になってしまう人が多々いるのです。
口では立派な心の知識を並べ立てていても、現実の仕事がまったくできない。愛が大切だと知っていながら、夫婦・親子喧嘩が絶えない。
調和が大切だと言っていながら、人間関係はなぜかいつももつれている。座禅や瞑想をしていても、借金問題に悩まされている……というように、知っていることや言っていることと、やっていることとの落差が激しくなってしまうのです。
瞑想をすることや、心の知識を身に付けることが悪いのではありません。。大事なのは現実生活での実践なのです。
瞑想をすることや、心の知識を身に付けることが悪いのではありません。しかし、大事なのは現実生活での実践なのです。
私は「本当の自分の隣に実践あり」と言っています。
人里離れた山奥で悟ったつもりになっても、それは本当の悟りとはいえません。街の中のドロドロした社会の中で、日常の生活の中で、現実の人間関係の中で生かしてこそ本物の悟りなのです。
本当の自分は愛です。
本当に本当の自分に目覚めていったら、愛から出る知恵が自然と湧き出てきます。
そして、やる気も、人に対する思いも、仕事に対する姿勢もすべて変わってきます。
あなたの見ている現実が丸ごと変化していくのです。
その結果、仕事の問題も、そして、健康の問題も、家族や職場の人間関係の問題も、すべての問題が同時に、見事なまでに解決していく世界に入ります。
では、本当の自分に目覚め、「本当の自分」の導きに沿って生きると現実の諸問題がどう解決していくのか。これから、仕事、お金、健康、人間関係の分野別に実例を交えて記事に書いていこうと思います。
※このコンテンツは当グループ代表佐藤康行著書「ダイヤモンドセルフ」をアイジーエーサイト特別版としてお届けしております。