今回こそ自分を変える!次こそ…!いつかは!と思ってはいても、なかなか自分を変えることができない…ダメな自分を変えたい!仕事がうまくできるようになりたい!うまく恋愛できるようになりたい!幸せになれるようになりたい!
自分を変えたいと思う人でも、どんな風に自分を変えたいのかは人それぞれの目的があるでしょう。
しかし実際に、自分を変えようと思ってはいるけど、どうすれば良いのか分からない。方法を知らいない。いつかいつかと先延ばしにしてしまう。変わってしまう自分が怖い。私なんて一生変わることはできない…そんな風に思っているのではないでしょうか。
結論から言ってしまうと、誰でも自分を変えることができますが、いきなり1から100にはなれません。
1の状態から100のことを考えても何をすれば良いのか分からないでしょう。やることが多すぎていやになってしまいます。
しかし、1から2、1から10ではどうでしょう。まずは一歩一歩進むことで自分を変えていけばいいのです。
あなたが変わりたい!と思った瞬間にあなたはすでに自分を1歩前進させています。さらに前進させるには、その1歩を踏み出さなければいけません。
この一歩がなかなか踏み出せなくて困っている人も多いはずです。しかし、さらにもう一歩。そうして進んでいけば、あとはどんどん変わっていけるでしょう。
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今ここで変われなければ、一生変われない
まず自分を変えるには、自分でやるしかないんですね。そのためには何でもするくらいの気持ちでいかないと無理ですよ。自分が納得いくかいかないかは関係ありません。
今ここでできなければ、明日もできません。一年経っても十年経ってもできませんよ。今ここで自分を破ろうとしないと、いつまで経っても変わりません。
「何かの技術を習得するということなどとは違って、自分の性質というものは、少しずつとか、だんだんと変わるということはできないんです。今、ポンと踏み込んで行くしかない。その代わり、腹を決めてかかれば、後は意外と簡単なんです。
変われるかどうかは、真剣度の強さで決まる
大きく自分を変えることのできる人は、次の二つのタイプです。
一つ目のタイプは、ものすごく追い込まれている人です。追い込まれて行き詰まっている人は、大きく変われます。反動で大きく変化できるんですよ。
二つ目のタイプは、真剣に自己成長を求めている人です。真剣に求めている人というのは、素直に正直に純粋に求めています。だから、大きく自分を変えることができるのです。
何か特別困っていない人の場合は、本当に真剣に変わろうとしているのかどうかという真剣度にかかっています。
本当に自分は変わるんだという思いが足りなければ、なかなか変われるものじゃないから。本当に変わりたかったら、その真剣度がどれだけ強いか、その一点だと思います。
変わろうとするときには、恐怖が伴うこともあります。
常に自分の心の中にはかりがあるんです。恐怖が優先しているのか、変わろうという気持ちが優先しているのか、「恐怖」と「変わろう」が天秤の左右にあって、揺れているんですね。
その恐怖よりも変わりたいという気持ちが重く(強く)なれば、変わることができるんです。
ただ、そういう人でも、放っておくと病気になったり、精神的に極度に落ち込んで変わらざるを得なくなることもあります。でも、できれば追い込まれて初めて気づくよりも、自分の意志で変わろうとした方がいいですね。
なぜなら、人間はそういった恐怖にはそれほど強くないからです。
追い込まれたら、そのまま死んでしまう場合だってあるんです。人間にはある程度の苦労は必要だけれど、それが大き過ぎると本当にダメになっちゃう人もたくさんいますよね、現実には。
だから、できれば、自分の意志で早め早めに自分を改善していくようにしたほうがいいんです。
どんどん素晴らしくなれるんだという希望の力で変わっていくことが一番いいんです。
とはいっても、自分が変わることに対して、なにかしらの恐怖心がつきまとう場合があります。それはどこからくるのでしょうか?
潜在意識にある傷
普通の人なら怯えないようなときに、必要以上に怯える場合は、何かトラウマ(過去に負った心の傷、潜在意識にある傷)を持っている場合が多いんですね。それは自分でもわからないことがほとんどです。
幼児体験がそのままトラウマになっている場合もありますが、自分自身ではどんな体験だったか覚えていなかったりするんです。トラウマには自分の体験だけではなく、先祖から引き継がれたものだってあります。
たとえ本人たちが差別を受けた経験がなくても、両親や祖父母が差別に遭ってしまい、そのトラウマを遺伝子で引き継いでいる場合があるんです。
それに、親たちが何気なく言っていることも全部子どもたちにインプットされていくんです。そうやって、周りの人たちが知らず知らずに敵に見え、恐怖心を持ってしまうわけです。
真実を知れば恐怖心は消える
自分でも原因がよくわからない恐怖心を持っていたら、とりあえず真実を知ろうとすることです。真実がわかると、それだけで恐怖心はだいぶ軽くなります。
原因がわからないと恐怖心が生まれます。それは、こういうことです。
目をつぶって歩くと全く何も見えないことで「何かにつまずいて転ばないかな…….」「足を踏み外したりしないかな………」さらには「崖に落ちないかな……」と怖くなっていきますよね。
わからないから、怖くなる。でも、目を開ければ足元がどうなっているのかわかります。
どこに崖があるのかということもわかります。すると、怖さはなくなります。何があるのかがわかって怖くなくなるのです。
ですから、真実を知ることが、恐怖や不安をなくしていくコツなんですよ。
「ああ、なるほど。これが自分の恐怖心の原因だったんだ」とわかることです。真実をとことん追求していけば、たいがいの恐怖心は消えていくものなんです。
恐怖心をさらに消すには…
とはいえ、真実はともかく、原因がわかってもなかなか楽にならないこともあるでしょう。
例えば、痛みの原因がガンだとわかったら、ますます恐怖に襲われてしまうなど。そこで、もう一つ、恐怖心をなくす方法をお伝えします。
それは、問題を解決できる場所や方法を見つけることです。たとえガンだとわかっても、ここに行けば治療ができるということがはっきりとわかれば、それだけでだいぶ恐怖心はなくなるはずです。
さらに言えることは、自分の恐怖心や不安を逆に利用するくらいの気持ちを持てば一番いいということです。
そのことによって根本的に問題を解決できたら、恐怖心や不安があったお陰ということになるでしょ。
その瞬間、恐怖心や不安だったものが一転してあなたにとっての財産に変わるんです。そのことがわかれば、恐怖心や不安と上手く付き合っていけるようになります。
以前は、心の問題はその原因がなかなかわからなかったり、原因を見つけようとすることすらされない時期もあったようです。
しかし今は、何が原因なのかを探るスピードがアップしています。当グループでも、本当の自分を通じて、多くの方の心の問題を解決してきた実績があります。
それも短期間、短時間で心の問題を解決していっている実証を数多く持っています。今後、心の問題の原因の探求を含め、それはさらにスピードアップするでしょう。
一枚一枚自分の皮を剥いでいこう
自分を変えていきたかったら、とにかく一枚一枚皮を剥いでいけばいいんですよ。いっぺんに変わろうとしなくてもいいんです。全然焦らなくていいんです。
それには、昨日までできなかったことを今日やってみるのです。
「昨日までは、ここまでしかできなかったけど、今日はここまでできるようになった!」「今日は、お客さんにここまで言えた!」それだけでもいいんです。
薄皮を剥ぐように、一枚一枚確実に進歩していくことなんです。できればそれをメモして、やったことを残しながら後で確認していくといいですよ。そうやって一個一個克服していくうちに、どんどん自分の壁はなくなっていきますから。
でも、それを今すぐ実行しなければダメですよ。たとえ少しでもいいから、本当に実行していかないと。「そのうちやります!」なんて言葉で言っているだけじゃ、何も成長なんてしません!
とにかく、何でもいいからやってみましょう。やるまではなかなかできないと思っていても、いざやってしまえばどうってことないんだから。
本コンテンツは当グループ代表佐藤康行著書「あなたの悩みは一瞬で消せる」を一部を再編集、加筆しアイジーエーサイト特別版としてお届けしております。